埼玉県北部の神川町の群馬県との県境となる神流湖を望む、神山の中腹に位置する高台にある城峯公園には、四季を通して折々の花が咲きます。
春季はまず桜が咲き、桜が散ると白やピンクや紫の躑躅が咲き、夏には新緑がまぶしく、秋には紅葉、初冬には冬桜といったように、花の名所として知られており、県内外から多くの花見客が観光に訪れます。
また園内からは、眼下の神流湖とそれを堰きとめる下久保ダムを一望でき、園内との花々と同じフレームに入るスポットでは、多くの観光客がシャッターを切ります。
また春季は周辺でも、イベントが多く、4月中旬には、最寄り駅となるJR高崎線児玉駅や、最寄ICの関越自動車道本庄早稲田ICから公園までの道すがら、神川町内では、守神神社の池田の獅子舞、木宮神社の渡瀬の獅子舞が開催されます。
さらに園内には、町営の城峯キャンプ場やバーベキュー場、お土産店、お食事処などもあり、老若男女誰もが憩える地です。
また、公園を中心に、首都圏自然歩道の関東ふれあいの道のコースに指定された散策道が2つあり、その起点にもなっています。
ひとつは公園を発し、下流域の神流湖、下久保ダム、三波石峡を巡る道で、もうひとつは、鐘掛城を通り、石間峠を上り、城峰神社を抜けての城峰山頂までの道です。
鐘掛城は上野国(群馬県)進出を狙う武田信玄の出城で、後に上杉謙信により落城させられた城址です。
また城峰神社は平安時代中期、城峯山に立てこもる平将門の弟平将平を討つべく藤原秀郷が戦勝を祈願して奉じたという歴史ある神社です。
特にこれらの散策コースは一人旅や少人数での散策に人気です。